そもそもキャリアスマホってどのくらいかかっているの?
そもそも、キャリアの料金はどのようになっているのでしょうか?
キャリアの料金は、次の3つから構成されています。
・通話プラン+データプラン+インターネット接続料=月額料金
通話プランは基本料金でもあり、いずれかの通話プランをつけることが必須となっています。国内への電話がかけ放題になる「カケホーダイ」だと月額2,700円です。
データプランは、自分が使うデータ容量に合わせて選びます。一番少ない2GB(3,500円)から、ドコモは最大8GB(6,700円)、auは13GB(9,800円)、ソフトバンクは30GB(22,500円)となっています。
(※パケットを分け合える家族向けシェアパックは除く)
インターネット接続料は300円です。
キャリアのプランの特徴は、データ容量の刻みがおおまかなことです。
例えば、ドコモの場合。毎月3GB使うという人がいたとします。その人は2GBのデータパックS(3500円)では容量が足らず、3GBのプランがないため、1つ上の5GBのデータパックM(5000円)を契約することになります。
必要なのは3GBですから、毎月2GBは使わずに終わります。そんなのもったいない!と思っても、3GBのプランがないため、5GBプランの料金を払い続けるしかありません。
格安スマホってどのくらいかかるの?
今度は、格安スマホの料金がどうなっているのか見てみましょう。
格安スマホには、データ通信SIMと通話SIMがあります。格安スマホでは、契約時にこのいずれかを選択します。データSIMでは、ネットが利用できます。通話SIMでは、ネットだけでなく通話も利用できます。
データ通信SIMと通話SIMは、データ容量ごとにプランが決まっています。キャリアのデータプランと同じです。通話SIMは通話ができるので、データSIMより700円程度高くなっています。
キャリアと格安スマホの料金プランで大きく異なる点が2つあります
・料金プランの費用に通話代が含まれていない
・データ容量の幅が細かい
通話SIMでは通話ができます。しかし、通話SIMのプランに通話代は含まれていません。データ通信SIMとの差額が通話代ではないの?と思われるかもしれませんが、差額はあくまで「通話ができる」という付加機能に対する料金です。キャリアの音声プランのように、通話代込みではないのです。
では、通話料金はどうなるのでしょう? 実は、通話料金はプランの費用と別にかかります。
格安スマホの通話料金は従量課金制。おおむね1分ごとに40円かかります。例えば1時間話した場合、40円×30分=1,200円という計算になります。
もうひとつ、格安スマホはプランにおけるデータ容量の幅が細かいという特徴があります。
下は500MGや1GBなどライトユーザー向けのプランから、上は10GBを超えるヘビーユーザー向けプランまで幅広くそろっています。1GB、2GB、3GB……とデータ容量が小刻みなので、キャリアのように「私にぴったりの容量がない!」ということはありません。
例として3GBの価格は、データ通信SIMで1,000円程度、通話SIMで1,500円前後となっています。通話SIMの場合、ここに先ほどの通話料金が加算されます。
キャリアスマホvs格安スマホ料金比較
キャリア | 格安スマホ | 差額 |
---|---|---|
1GB | ||
6,500円 | 3,599円 | -2,901円 |
3GB | ||
8,000円 | 4,000円 | -4,000円 |
5GB | ||
8,000円 | 4,620円 | -3,380円 |
8GB | ||
9,700円 | 5,240円 | -4,460円 |
10GB | ||
11,700円 | 5,570円 | -6,130円 |
※キャリアはドコモの料金プランで計算 以下のデータプラン料金に、カケホーダイ2,700円+インターネット接続料300円を追加した額を記載 1GB:データSパック3,500円。3GB・5GB:データMパック:5,000円。 8GB:データLパック:6,700円。10GB:データLパック:6,700円+2GB追加分2,000円 ※格安スマホはFLEETELの通話SIMプランで計算 以下の通話SIMプラン料金に、通話1分40円×60分を追加した額を記載 1GB:1,199円。3GB:1,600円。5GB:2,220円。8GB:2,840円。10GB:3,170円 |