格安スマホ事業者(MVNO)選びの項目の中から、「シェアSIM」について説明します。
シェアSIMとは?
複数枚のSIMカードで、ひと月のデータ容量を分け合って利用することを「シェアSIM」または「シェアプラン」と呼びます。
「家族プラン」というような表現をしているMVNOもあります。
メインになる主SIMカードと、2枚目以降となる子SIMカードがあり、主SIMカードの契約で支払いをまとめて行います。
シェアSIMはどんな使い方をするのか?
- 家族で利用
例)父親の主SIMカード1枚、子SIMカードを数枚契約する。支払いはすべて父親名義の主SIMカードでまとめて支払い。 - 1人で契約してスマホとタブレット利用
例)スマホに入れる主SIMカードは音声通話SIM契約、2枚目の子SIMカードはデータ専用SIM契約にしてタブレットで利用する。
シェアSIMの注意点
シェアSIMの契約はMVNOによって様々なパターン(ルール)がありますので、契約の際にはよく確認しましょう。
例えば、以下のようなパターンがあります。
- 1枚の主SIMに対して、増やせるSIMの枚数が3~5枚までと枚数に上限がある場合がある
- 主SIMカードがデータSIM契約の場合、子SIMカードもデータSIM契約に限定される場合がある(主SIMカードが音声通話SIM契約でないと、子SIMカードを音声通話SIM契約にできない)
- そもそも子SIMカードはデータSIM契約のみ(音声通話SIM不可)の場合もある
シェアSIMじゃなくても分け合える?
シェアSIMとしての契約を行わなくても、友人同士でデータ容量をプレゼントしあうことのできるMVNOもあります。
もちろんこの場合支払いは別。ひと月のデータ容量をシェアするというよりも、余った分をあげるというやり方です。