格安スマホ事業者(MVNO)選びの項目の中から、「短期間データ通信(日次総量制限)」について説明します。
短期間データ制限(日次総量制御)とは?
まず、よく言われる「データ制限」とは、定額のデータ通信料金プランを利用している際に、その月の使用できるデータ容量を超えてしまった場合、データ通信の速度が遅くなることを指します。
短期間データ制限(日次総量制御)とは、1日・2日・3日の単位で、データ使用量によってデータ通信の速度が遅くなる(制限がかかる)ことを言います。
制限がある場合、「1日で300MB以上使う」「3日間で1GB以上使う」など、制限がかかる条件が契約によって決まっています。
これは誰かが大量に通信することでデータ回線を占有して、他のユーザが遅くなる、といったことが起こらないようにという配慮から始まったものです。
実際どれくらい?「1日で300MB」の目安
1日で300MB以上のデータ通信で制限が行われる場合、300MBとはどれくらいの利用が目安なのでしょうか?
可能性が高いのは動画。
画質にもよりますが、youtubeでもっとも低画質の144pの場合、5分で10MBほど使うため、150分ほどの視聴で制限されることになります。
Wi-Fi環境がなく、テレビ代わりに動画を長時間視聴したい!というユーザーはこの制限がない(もしくは緩めの)MVNOを選びたいところです。
データ制限(日次総量制限)がかかるほどは利用しないユーザーは逆に、この制限があるほうが、他のユーザーからの悪影響を受けずに済むという考え方もあります。
関連リンク: 格安スマホの選び方>データ通信量の目安